坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

2007-01-01から1年間の記事一覧

行く年来る年

シャンゼリゼからの中継でした?

やっぱりやめ

平々凡々プランは文章の校正を依頼した友達に電話し、やめた。作文のみならず、しっかりデッサンや合成写真などを作っていたので、ここまで時間を費やしたのだからと後髪を引かれる思いだったが、自分で面白くないものをひょっとしてでも作るはめになったら…

平々凡々プラン

24日に書いたが中央山塊の夏の企画の平々凡々プランを作り、年末の忙しいところを知合いにフランス語の校正も頼んだのだが、もう一つ私自身がのらない。当たり前だが平凡すぎる。これで入ったら情けないような、、、。 何といっても場所が雄大で、滝とか面白…

間違えたのは私だけでない

11月24日に電話+インターネット代の小切手を間違った住所に送り電話を1週間ほど切られたことを書いたが、今度送られてきた請求書には添付する用紙に太字でちゃんと送り先が書かれている。その時にも書いたが、去年右と左に同じ大きさで書いてあったブリュッ…

家族の中のクリスマスイヴ

やはり家族の中のクリスマスイヴはすごかった。一番は贈物の山。多分本人がほしがっていたものであろうビデオカメラ、パンメーカーから、無難で多いのは写真集、カタログ、あるいは本。兄弟、親子でもその人が好きそうなものを毎年贈るのは大抵の苦労ではな…

クリスマス公演!

映画を撮った岩名さんが本業の踊りをワークショップの生徒さん達と踊った。それにしてもクリスマスイヴと当日に公演するとはやっぱり変わった人だ。もし私が展覧会などしたら確実にゼロ。流石に岩名さんはしっかりとしたファンがいるからそれなりに人がきて…

二つのモンドール

昨日の二つのモンドールだが、チーズの方はMont d'or(直訳すると金の山)、オーヴェルニュの方はMont dore。金のという形容詞だと最後のeにアクセントがついてドレになるのだが? 地名辞典を見てみたらdoreはガリヤ語で「奔流」の意だそうだ。なるほど数々…

モンドール

クリスマスはこちらでは家族の集い。呼ばれても退屈するので最近いい加減にすませていたのだが、今年は久しぶりにJさん宅で家族団欒に挑むことにした。月の初めに夕食を一緒にした時、田舎の署名ツアーの後で滅入っていたのを同情されたのだと思うが、その時…

鉄道運

郊外の展覧会場に作品を取りに行って戻る電車が時刻10分前に突然キャンセルになった。故障で始発駅を発車しなかったそうで駅員によるとめったにないことだそうだが、実は搬入の時も信号の故障とかでキャンセルされた。30分に1本しかない路線だからがっくり。…

住宅省官房長の反論

昨日の住宅省官房長さん、流石に辞職しました。でも社会党パリ市長、住宅公団を相手に「私みたいなケースはパリにごまんといる。住人の収入と住宅面積のリストを出せ」と要求。アパートを出る気もさらさらなく、この件弁護士に委せたそうな。なかなかのツワ…

同じ住宅公団だが

私のアトリエもパリ市の公団住宅だが、住宅省官房長のボリュフェル氏も1981年以来ずっと公団住宅住まい。私の家は政府が定める年間家賃値上げ許容最高レートを再三適用されて5年間で15%上がったが、官房長官さんのパリの中心ルクサンブルグ宮殿からほぼ遠く…

郊外の展覧会

11月のストにたたられ、最低の条件で始まった郊外の小品グループ展、その後も低調だろうと思い込んでいたのだが、今朝「終るから休み前に作品を取りに来い」というメールが入った。心がまた重くなると思ったら、最後の行に「雨の絵は4点売れた」と書いてある…

寒さと衛生

南極までは行かないがパリもかなり寒い。明日の予報は最低零下4°、最高+1°! 私はアトリエでインド人化:毛布をサリーのように巻いている。零下3°ぐらいになると大体のバクテリアが死ぬそうなので、御存知のように犬の糞などが一杯の不衛生なパリではこう…

南極

去年の冬はすっかり南極に行く気になっていたのだが(06年11月5日*)、今年も同じ募集があった。去年選ばれて冬に夏の南極に行った2人のアーティスト(大学で教鞭も持っているらしい)が今年のキューレーターになっているという不思議な展開もあり、今回は…

狂気の1920年代

パリのガリエラ(Galliera)服飾美術館で「狂気の1920年代」という展覧会が開かれている。チャールストンの時代だ。まさに華麗なるギャツビー、ビーズや刺繍をふんだんに使ったドレスは「私も女だったらどれほど楽しかっただろうのに」と夢見させるほどのも…

John Londei

昨日挙げたJohn Londeiさん。やはり有名みたい。ロンドンの国立ポートレートギャラリーでこれも昨日話したショップの写真で6ヵ月にもわたる展覧会をされているそうです。サイトも充実、他の作品も面白い。ショップの写真は以下の住所に満載されています。htt…

本の交換

写真は日曜日のソクシラージュという村の公民館で開かれた本のサイン会。テーブルの奥に陣取るのはすべて地方に住む作家。沢山いるのには少しびっくりだが、自分で詩集をだしているおばさんとか、地方の歴史研究家とか、色々いるものです。中央にいるのはア…

今晩は切れています

FUDO出版のあるカンヤおよび周辺の村でのサイン会でまた田舎に出かけたのだが、やっぱり出版社のP君、何を考えているか??? 金土日の3日間でサインしたのは総計5冊! いくら私が暇およびサービス精神に満ちていても、これだけのために呼ばれたのにはかな…

スリランカ人の床屋

スリランカも内戦が長いから移民難民がパリには多いのだが、家の近くに雑貨屋さんと並んで床屋がある。普通の床屋は20ユーロ台なのだがここは7ユーロの格安。髪が長くなってむさくるしいし明日から出版社のあるカンヤおよび周辺の村でのサイン会がプログラム…

10年ぶりの大使館

パスポートの書き替えに大使館に出かけた。何度も行っているから何も思わず凱旋門のエトワール広場へ出たのはいいのだが、フリードリッヒ通りかオッシュ通りだったか忘れてしまった。というわけで大回りをしてついた大使館、今度は戸籍の住所も定かに覚えて…

二つの質疑応答

昨日書いた映像作家の質疑応答で「貴女の質問の答えは御自身の言葉の中にすでに含まれているように思われます」というのがあったが、こういう答え方を聞いたのはかつて一度だけではない。この禅問答のような答えには質問した人は自ら深く考え直さねばならな…

実験映画

オランダから友達のビデオ作家のヤープ君がパリのビデオ関係の企画をしている人たちに新しい作品を見せにやってきて家に泊まった。その関係で私もポンピドーセンターの何か(彼も具体的に全くわかっていなかった)に呼んでもらえて一緒に行ったのだが、ホー…

電話の怪

やっと昨日の午後から電話がかけられるようになった! 24日に書いた事情の小切手が落ちたのだろう、一安心、と思っていたら今朝小切手が返送されてきた。かつ「すでに現金で払込済」と書き添えてある。変だな-、払っていないのだけれど、、、。前回の仕打ち…

サルコジーの中国訪問

サルコジーはわけがわからない。離婚したと思ったら母親と息子を連れて中国へ公式訪問。中国主席と挨拶させていた。まあファーストレディの代りをお母さんがやっても悪くはないが、、、。ほんとに妙なアイデアを思いつく人だ。家族は意外だったが、仏大統領…

マック2000

マックといってもコンピュータではなくてサロンの名前。普通のサロンは一人一点だがこれは参加アーティストにスペースを与えるので良心的と言えばいえるのだが、参加料も高く今年は1200ユーロ。知り合いも数人参加しているし、毎年11月のプレゼントシーズン…

電話代不払い

事務所に文句を言いに行ってわかったのだが、電話代が不払いになっている一つの理由がわかった。私は初めから自動振込みにするつもりだったのだが、その許可書を送る本社宛に小切手も送っていたのだ。まさかと思ったがどこに送るかわかりにくかったことを覚…

J君のサイン会

昨日は新しい探偵小説を出版したJ君の書店でのサイン会に。私も著者の仲間入りをしたので参考になろうと出かけたのだが、流石に8冊もすでに本を出したJ君は貫禄で、とくとくと本の説明をし、抜粋を読んで聞かせたりして、ほぼ講演のような雰囲気だった。彼の…

Fさんの立派なアトリエ

写真は本のプロモーションをさせてもらったFさんのモンマルトル近くの立派なアトリエ。昔の印刷所を改造した。買った時は天井のガラスも割れてひどい状態だっが、今は御覧のように床暖房の豪華ロフト。立ち寄ってくれた日本人画家のMさんが「こんなアトリエ…

国会議員の退職年金

年金特別制度の中に国会議員が入っていたが、任期5年間勤めると月1500ユーロ(24万円)の退職年金が得られる。普通の労働者が40年かかって得られるかどうかわからない額を5年で得られるのは不公平だと改革を求める一般の市民団体があるそうだ。これは政府の…

ストとボージョレヌーボー

フランスは昨日(14日)からストに入った。先月のストが1日だけだったのに対し今回は直訳すると続行可能ストで、長期になるかもしれない。原因は年金特別制度の改革だが、ストの中核となる鉄道、都市交通の従業員のほか特別制度は鉱夫、漁師とかの大変な職業…