2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧
歴史はローマ時代にも遡る温泉町グレウー・レ・バン(Greoux-les-bains)は湯治客で成り立つリッチな町。タオル、サンダルなどを入れた透明な湯治客バックをしょった老人が町に一杯。昨年レポートした寒村のカンヤとはスケールが違う大きな町だが、それゆえ市…
「冗談作品」は単純でパリで十分準備をしたので早く作って後は山の中で好きな作品でも作っていようと思っていたのだが、案に違って時間がかかってしまった。第一要因はアーティストの世話係りが一人しかいないこと、第二は連休。町の受け入れ体制がしっかり…
出発前の15日に「冗談作品」と書いたのはこの写真撮影用パネル。「種々の化学物質で人間の男達の精子は激減。このままでは人間の将来も、、、。でもこの村には子授かりの水があるから大丈夫」とのようなことが書かれています。要約すると「精子なぞ一匹でこ…
帰ってきました。24日まで温泉町で制作、金曜日に下山してプロヴァンスで有機農場を営む夫婦フランワーズとピエールの家を訪れた。社会派のFは身寄りのない子供の養い親もしており、その女の子達をカランク(マルセーユ近くの絵葉書のような自然保護された海…
明日からアルプスの麓の「水を飲み、卵を一つづつ両手にもって山の上の礼拝堂まで登ると子供が授かる」という少しエロい伝説のある温泉町で「冗談作品」を作りに行きますのでまた2週間程お休みします。
フランスの5月はメーデー、戦勝記念日、そして精霊降臨祭のバカンスと休みが多い。飛び石連休にならない普通のウィークエンドは今週のみで、美術系の週末行事はすべてが今週に集中した。人がどんな仕事をしているのか少しのんびり見たい気分もあるのだが、火…
嫌でも雑誌の宣伝などで街中で目に着くサルコジーの顔を見ていて気がついた。4月30日付けで書いた様に、ロワイヤル陣営の活動家たちはサルコジーのポスターを破ったり、その上にロワイヤルのポスターを貼ったりしていたが、これは明らかに作戦ミスだった。…
豪華ヨットの休暇、「国費を使った訳でもないのに何で問題になるのだ」といつもの強気発言、相手は社会党のとっちゃん坊やのオランドだから相撲にもならない。彼はちゃんと「有能な政治家が何故慎ましい生活をする必要があるのか」と昔から言っているので、…
これが土曜日にオープンしたショーウインドーに飾られた「カーユの丘の水」です。
統領に当選したサルコジーは、休養と組閣などの計画を練りに家族でマルタ島の沖合いの60メートルの長さの豪華ヨットで3日間過ごす。こういうヨットを借りたとすると1日500万円ほどの休暇になるそうだが、これは友人の億万長者の持ち物で、それをお使い下さ…
夜8時の選挙結果発表の時はプールで泳いでいるつもりだったら終了時間だったので、公園のバラ園でバラを見て心を落ち着けていた。流石に人気のバラ園も誰もいなく静まりかえっていた。結果はサルコジーが53%。私の大ショックの閾値には達しなかった。ほっ。…
アトリエのウインドーの極小展覧会のオープニングが昨晩。主に友人および会場周辺にアトリエのあるアーティストが来て賑やかでした。でも最近思うのは、アトリエオープンとかこの種の催しは、ちょっと趣向の変わったパーティーとしか思われないのか、全然ペ…
討論会はどちらかというとロワイヤルに軍配が上がったというマスコミ報道を信じていたら、今日のニュースの世論調査ではサルコジーの勝利。やっぱり普通のフランス人にもロワイヤルはアグレッシブに写ったようだ。ニュースキャスター、もう少し責任ある発言…
昨日の大統領候補のTV討論会、挑戦者といえるロワイヤル女史がサルコジ-を猛アタック、白熱戦でした。いつもと違って守りに転じた余裕(?)のサルコジーも時々コントルアタック。内容は別としてああいう風に話を折られて、「こうこうだからできないでしょ…
パリも自転車専用路が増えたが、車が停車していたり人が佇んでいたり。ところでフランスの大西洋岸の町ナントからブダペストまで行く自転車プロムナードロードが作られる計画らしい。全線通じるのはいつのことか?できたらブログの読者でサイクリストであるE…