坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

プール日和

どうしたことか、ブルターニュからパリに戻って以来、つまり20日以来ずーっと晴天続き。この数日は雲一つない快晴で気温も28度! 人前で裸になるのはあまり好きではないので思いきって(!?)セーヌに浮かぶ屋根が開くプールに行くことにした。近くなのにま…

グラン・パレの動かない玩具

アトリエの建物の外装工事もいよいよ最終段階。地面のレベルの最下部の石をはめ込むため、また「アナ開け鳥」がアトリエ近くで鳴き始めたのでグラン・パレの「玩具と人間 (Des jouets et des hommes)」展へ行った。実は私は玩具が好き(これはひょっとすると…

ブルターニュのシンポジウム(5)飛翔篇

「翼あるイノシシ」は最終日の日曜の夜に、企画中心メンバーのL君の車に載せて養い親宅の村まで運こび、一件落着のはずだったが、昨日L君から養い親が「どうしたらいいかわからないので、結局 I さんの元に行くことになった」とのメールが入った。縁組み破棄…

ブルターニュのシンポジウム(4)人情篇

写真映りはもう一つだが、「翼あるイノシシ」は自分でもダイナミックな動きがよく出たと思う。いつものように終ってお払い箱にするのはもったいないと、すばらしいと行ってくれる人に養い親になる気はないかきいてみた。要は私の著作権を尊重しつつ朽ちるま…

ブルターニュのシンポジウム(3)考量篇

海岸リゾートなのに7-8月ではなく9月に企画された理由は「学校」。つまり私達の制作は「課外授業」として売ることで町や地方の支援を得ている。そんなこととはつゆ知らず(これはアーティストに課せられた義務だった!)、バスで子供の団体が続々と着き、大…

ブルターニュのシンポジウム(2)作品篇

昨日書いたような好待遇で生まれたのは、海岸で拾った色々なものの吊ら下がった木々の間を疾走するイノシシ。結局この夏のブルターニュの猪怪死事件に関係した冗談半分の企画デッサン(8/4参照)が本当になってしまった。デッサンともニュースとも違うのは私…

ブルターニュのシンポジウム(1)食卓篇

シンポジウムの語源は古代ギリシャ語で「一緒に酒を飲む」ということだというのは既に昨年6/17にトルコの画家シンポジウムの件で書いたが、ブルターニュのシンポジウム(8/1+4参考)はなかなかの会食スケジュールだった。開催地はブルターニュ北海岸(実は昔は…

アナ開け鳥クロニクル

8月に再三書いたビルの工事だが、未だに私のアトリエの壁石を替えているものの4階ぐらいに上っているので、かつてほどの騒音はなくなったが、BGMのように工事の音が聞こえる。考えてみれば5-6月はスペインの田舎で鳥のさえずりを聞きながら暮らしていたのが…

バカンスはパラダイス

朝市に行くと大変な人出、私の八百屋さんには長蛇ができ、少なくとも15分ぐらいは待たされそう。「待ってるなんてイライラする」と連れ合いに文句を言う人間がいそうな状況なのだが、今日はみなさんのんびりおしゃべり。実は行列はバカンスが終った人々の社…