坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

フランソワ・デロー

フランソワ・デロー(Francois Daireaux)君が郊外の旧修道院(Abbaye de Maubuisson)で大々的な個展を開いたので見に行った。彼も旅行をしながら作品を発展させていくタイプ。インドの美術学校の公園で老齢のインド人に出会ったが、彼は学生のモデルを長年して…

ジャーナリストの卵たち

一昨日はTVジャーナリストの卵の人たちが私の取材に来た。「カーユの丘の水」をテーマにしようとインターネットを検索していたら私に当たったそうだ。流石に「卵」だけあって絵からデッサンからなんでもカメラで撮って行った。最後に「水源の減少が危惧され…

Happy artist 見ることの楽しみ

帰国したときに飛行場で読んだエアフランスの雑誌で気になる展覧会情報が2つあった。一つは仏電力が企画するレジダンスの各国アーティストの作品展でこれは普通の現代美術展、まったく面白くなかったので、2番目のSaul Leiter写真展へ足を伸ばした。この人は…

Shutting up shop in Kyoto?

不調を気遣って下さった方もあったようだが(ありがとうございます)、来月の大遠征(?)の予定が揺れに揺れ、毎日状況が変わるので結局寝込んでいる訳にもいかなくなった。私の体調が完全でなかったのは事実だが、最低気温は零度なのでやっぱり寒いのは当…

John Londei さん偉い!

昨日は悪寒がして早く寝たのだが、やっぱり本当に寒くてパリでも霰が降ったし、アシュラの便りでは、仏東部、苔のフランシュコンテ地方は大雪。春分だというのにアトリエは真冬に逆戻り、毛布を巻いてMacに向かっております。最近メールが着いたり着かなかっ…

戦いすんで

決選投票の結果、昨夜9時頃の段階では、マルセーユも社会党に、パリ5区の旧癒着市政の象徴のようなチベリも倒れるとの予想、社会党が圧勝の気配でTVを切ったが、朝起きてみるとマルセーユのゴ-ダンもチベリも再選していた。一方トゥールーズをはじめ幾つも…

ソミュールも頑張れ!

昨日の地方の中心地のソミュール(Saumur)は意外に活気のある町で(ワインやシャンピニオンで儲かるはずはないのだが?)、店の多くが飾りつけを自分達で工夫しているところが気に入った。最近では何処へ行っても商店街の殆どが大きなマークのチェーン店にな…

色々な村興し

昨日はロワ-ル川沿い、ワインで有名なソミュールに近い小村トゥルクアンTurquantへ行った。この地域には石灰岩の崖から石材を切り出した後に住民が使った洞窟家屋があるのだが、それを改造して工芸家のアトリエを住まわせ、観光客がその場で工芸家が作業を…

選挙ドラマ

ストラスブルグ市長のケレール夫人、アンケートでは60%の市民が市政に満足をしているのだが、日曜日の投票結果は社会党候補相手に44:34の劣勢に立たされ絶望。専政的という言われる人間性の面で問題があったのではというジャーナリストの質問に「私は一生…

選挙好きのフランス人?

日曜日に地方選挙の第一投票があった(大統領のように2回決戦)。与党と野党は47対45%(残りはなんなのかなー?)で、両陣営自分の良いように数字を解釈している。サルコジ-になって以来うんざりの私だが投票率は少し前回から下がったといっても67%。たい…

頑張れ、とうふもち!

1月にパリに来たOさんが置いて行ってくれた「黒ごまきなこ とうふもち」という、少しわらびもちを思わせる素朴なお菓子が気に入ったので今度来る知合いに持って来てもらおうとおもったのだが、Oさんが岐阜の山栄食品というメーカーにわざわざ問い合わせて下…

強いられた休日

サルコジーに言われるまでもなくフランスの労働者は早起き。8時にコーヒーを飲んでいたらもうインターホンが鳴った。問題の雨漏りは2年前に起ったもので、その後公団も保険屋も担当者が替わった。工事夫も以前応急処置をした人と違う。効率的でないと思うの…

そして**だけが残った

明日は2年前の雨漏りの対策工事のために保険屋が朝8時半に来るので目覚ましをかけねば。つまり流石に「時差ボケ」がなくなってゆっくり眠れるようになった。良いことだが「長い一日」の充実感がなくなってきた。時差がなくなりボケだけが残った感じ。写真は…

今日は休日

メールに「不思議の国のアリス」をテーマにしたイラストレーターの展覧会の案内と、Jさんから「幼年時代を過ごした森で沢山水仙を取って来たので来た人にはあげますよ。壁のペンキ塗りで一日中いますから」というおかしなメッセージが入っていた。両方とも同…

長い一日

時差で早く起きるので一日が長い。久しぶりに懐かしくなって禁手のクロワッサン(血中の脂肪分がぐっと上がる感じで私は調子が悪くなることが多いのだ)で始めて、厚手の紙が一種類しかないという信じられないアルザスの印刷屋に紙の見本を送り、帰国前に作…

閏年刊新聞

2月29日にしか出ないLa Bougie du Sapeur(工兵の蝋燭?)という妙な新聞があるそうだ。1980年以来刊行、今年は第8号が出た。2004年は日曜だったので日曜特別版だったとか。ほとんど「趣味」で作られているこの新聞、20万部も印刷されるんですって。ところで昨…