坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

選挙ポスター

選挙合戦たけなわ。ポスターの張り合い、剥がしあい。サルコジーの顔が破られ下に貼ってあったロワイヤルの顔が出て来た。「顔を見ているだけならロワイヤルの方がいいか」と思わせる深い意図が伺われるような、ないような。ポスターで面白かったのは数日前…

水の飲み過ぎ

土曜日から知合いアーティストのアトリエ横の一つのショーウインドー飾ると、ごく小さな個展(?)をする。縦長のウインドーなので新調した「カーユの丘の水」の縦型宣伝ポスターを貼り、ボトルを並べる。オープニングには来た人にボトルに入ったカーユの丘…

芸人老い難く、、、

昨日の「芸人老い難し」というのは当然、アーティストはいつまでも若いというのではなく、芸人にとって老いることは難しいという意味だが、それはさておき岩名さんもヤンさんも私より10年上なのだが、二人とも若い!何だかんだと言って、アーティストの知合…

芸人老い難し

映画「朱霊たち」の横浜上映のために帰国した岩名さんが家で泊まったが、帰国前はギリシャ、今からはパリでのワークショップの忙しさ。時差にもハイテクにも負けじと裸で僕の羨むマックに向かい奮闘中。でもちっとも儲からないんだよと将来の心配話しが夕食…

泡沫候補と大統領の引退

泡沫候補、1次選挙で5%の票を獲得できなかった候補は選挙経費として2万ユーロ(約300万円)を払わねばならない。極左、エコロジストなど(今回は共産党も)皆さんその運命(「役立つ投票」の犠牲)で可哀想だが、いくら何でも一人1万円を出せる支持者が…

傲慢と空虚

サルコジーおよびその取り巻きはネオコンの政治理念に加えて傲慢な態度が絶対に気に入らないのだが、ロワイヤルは美辞麗句のみで空虚。どっちもいやだねと思うのだが、その私は自分の作品には傲慢なプライドがあり、その活動は大活躍からは程遠く実体は空虚…

大統領はサルコジー?

昨日の選挙結果はサルコジーが30%の票を獲得したので、先日の私の妙案に従うとしっかり大統領になるところだが、2位のロワイヤルも25%に到った。つまり多くの有権者がマージナルな候補より二大政党の候補に投票する「役立つ投票」を選んだ。つまり非常に…

選挙まであと2日

そもそも今回の大統領選のどん詰まり状態は明らかな国民の意見と政治家の乖離だ。御存じの様にフランスは国民投票でヨーロッパ憲法にノンと言ったものの、有力候補の4人でノン派であったのは極右のルペンのみ。候補者はそれをただの国民の不満とか不安とし…

贅沢な悩み

昨日は相変わらずアトリエの文句を言ってしまったが、大統領選挙前だから社会問題の住宅難(例えば仕事があって立派にサラリーがあるのにパリでアパートが見つからなく、家族で狭くてきたない安ホテル暮らしとか)の話題など報道されると、私の悩みなどは贅…

キーワードはチン?

朝マイコンで仕事をしていたのだが、ふと明るくなったアトリエ内を見ると何だか白っぽくベールに覆われている。突然白内障になるものかとショックを受けたが、視野全部がベールに覆われた感じ。白内障はまん中辺がぼけるのでなかったかなあ?でも明らかに室…

二見が浦の蛙

ヤンさんは私の個展の最終日につきティエリーはその2日後の早朝に発ったのだが、完全に二人の滞在がダブった4月2日に皆で伊勢神宮に行った。ティエリーが海を見たがるので二見が浦まで足を伸ばしたが、こんな「ばからしい」としか言い様のない蛙の像が沢山…

花の命は、、、

花の命が短いのはなにも桜だけではない。ベルシー公園の牡丹も暑さでへべれけ気味、花弁が落ちるばかり。通りの薬局の温度計では30度、遠くを眺めると日本の黄砂のごとく何やら空気に塵が浮いているのが肉眼でも確認できる。光化学スモッグもあるのか戻って…

外国人の眼

「蟹江レジデンス計画」での私のメリットは日本の風景・社会を外国人の新鮮な眼で眺めなおすことができること。でも時には「新鮮」というより「色眼鏡」ではないかと思うこともある。例えば糊を塗ってぴったり上げている女子高生の靴下を「日本人の潔癖性あ…

パリ・トロピカル

日本も帰る前に暖かくなってやれやれでしたが、今のパリはそれを越えて、今日は27度の予報。ベルシー公園にも椰子が温室から外に出されていやが上にも熱帯気分。その後ろでは桜が咲いている。変なの。かつ可哀想なのは(?)その桜。花と葉が同時に開いてい…

漁師の孤独

今回の個展は画廊の小島さんの提案で私の「支離滅裂」な創作活動の色々な面を見てもらうことにしたので、超小型回顧展の様相を呈した。飾れる以上の作品を持って展示にあたるのだが、展示から外れた絵を持って帰って来た。ちょっといつものシリーズから外れ…

蟹江アーティスト・レジデンス構想

今回フランスからお客さんを呼んだのは、母が介護施設の入り、実家が空家になっているので何か利用できないかと考え、アーティスト・レジデンス構想を思いたったから。実家は蟹江新田字与太郎という恐ろしい田舎の住所だが、電車の駅から徒歩3分。かつ今はユ…

飛行機は夏時間

今回の帰国は自分の個展と実家にフランスから友人を招くというダブルプログラムで、1ヶ月の滞在はあっという間だった。かつ帰仏は未だかつてなく超スピーディーだった。出発前日、お客のヤンさんは「明日の朝シーツを洗って出かけねばね」と提案。実は到着…