坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

飛行機は夏時間

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今回の帰国は自分の個展と実家にフランスから友人を招くというダブルプログラムで、1ヶ月の滞在はあっという間だった。かつ帰仏は未だかつてなく超スピーディーだった。

出発前日、お客のヤンさんは「明日の朝シーツを洗って出かけねばね」と提案。実は到着日を間違えた彼、出発時刻も勘違いしていた。「朝7時台に家をでるよ。僕がいなかったら飛行機乗り遅れだよ」とたしなめた私だったが、、、。

予定通り9時過ぎに空港到着、列を作る予定のカウンターは待ち時間ゼロ。私はチケット購入時に通路側を指定していたのだが、ヤンさんの席は決まっていない。「できれば二人とも通路で近くを」というお願いしたが、数分におよぶ端末および電話のやり取りの結果「混んでいるのでヤンさんの通路側確保も難しい」とのこと。「だれもいないのに変だな~?」
余裕でちょっと朝食にとコーヒーを飲みながら搭乗時間を確認すると9時35分。何で出発1時間半前に搭乗する必要があるのかねと不審に思い一応旅行社が印刷した旅程を確認。実は1月に乗ったのと同じフライトなので11時と思い込んでいたら出発は10時!つまりパリ到着時間をもとにフライトスケジュールは組まれ、私が桜を愛でているうちにヨーロッパはもう夏時間なっていたのだ!
すでに9時半、あわててコーヒーを飲み終えて税関へ。ここも列なしであっというまに突破といいたいところだが、旅慣れているはずのヤンさん、伊勢で買ったお神酒を手荷物の中に入れていた!最近テロ対策で液体は持って入れないのです。お土産のお酒と一目瞭然で理不尽と怒るヤンさんだが、すでに搭乗時間となっているのであきらめてもらう以外ない。免税店で直ぐに代替のお酒を買って搭乗ゲートに直行。ここも列なしで通過。かつ親切なカウンターの女性の計らいでちゃんとヤンさんの席も通路側になっていた。これがフランスなら「あんた達、ギリギリに来て何言ってるの!」と剣もほろろだったに違いない。
パリに着いて驚いたのは荷物が一番に出て来る。これも待ち時間ゼロ。最後に入れたものが最初にでてくるという当然の理屈。結局飛行機は出発直前に行くのがベストのようですよ。でも乗り遅れないよう
にね。