2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧
木曜日のデモの人員数、全国統計の方が組合側と警察側の発表数の差が少ないので地方小都市の結果は信じるに足りそうだが、そこで今回最も驚くべき結果がでた。ピレネー地方の人口約47500人のタルブでは1万6千人、オーヴェルニュ地方の22500人のル・ピュイ(…
今日は久しぶりのゼネスト。とはいえ郊外線を除きパリの町の公共交通ほぼ平常運転。YさんとC君の夫婦に呼ばれて乗った地下鉄ではちょっと拍子抜けだったが、地上に出たら驚いた。すごい人が集まっている。デモの要求のメインは、誰でも想像できるように雇用…
フランスでも昔の家庭は普通亭主だけが働いていたが、今は共稼ぎで低賃金だと一人の給料では食って行けない。働けど働けど、、、という具合だが、民俗学者の調査だとエスキモーやニューギニアの原始部族の平均労働時間(狩り、農耕時間は当然季節によって大…
Fさんは滞在中ずっと掃除をしていうたわけではない。掃除はすごい勢いで3日間ほど。私と一緒に広島、山口県の瀬戸内海沿いに出かけ、それから津和野経由、山陰に出、京都をへて名古屋に戻る独り旅もした。前に来たT君もYさんも日本のお風呂は苦手だったのだ…
Fさんに家の片づけはまかせたが、私は私で壊れた垣根を直したり、伸びすぎた木を切ったりと、私は家回りに従事。切った枝の量は大変なもので、葉、幹とも少し乾かしてからゴミに出そうとしたのだが、有機物は土に戻すべしという主義のFさんは、葉のあるもの…
家の混乱の根源は過剰なモノの量にある。物を大事にするよう育った母が高度成長時代のモノの洪水の中、会社の景品をはじめ、すべてを蓄積した。それは押入れから溢れ、棚は落ちんばかりに、床の上にも堆積された。私から見るとモノを捨てる以外解決がなさそ…
空き家となっている実家に帰国中フランスからの友達を招く私のプライベートレジデンス、今回3人目にしてはじめての女性であったが、そのFさん、着いた当初は耐えた(?)ものの、3日の夕飯時に「ここに人を招くとは大胆だ」と切り出した。何のことかと思った…
やっと帰ってきて元旦草々に書いた正月速報をおくればせながら掲載(但し掲載日は元旦にしました)。飛行機からはくっきりと富士山が見え、着陸時もイリュミネーションされたエッフェル塔をしっかりと見、何か気分をよくして戻ったが、翌朝の暗さと曇天で、…
今年のお正月は日本。フランスから貨物船に乗ってきたFさんに日本のお正月らしいことを体験してもらおうと大晦日の夜に伊勢神宮に向かった。宇治橋を渡ってすぐの神苑の年送りの大篝火(写真)、大きな輪の幹が落ちそうなので見守ること40分ばかり、こうして…