坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

飛行機雲を残すには

Yさんから「飛行機雲の出来方を百科事典で調べてみると、詳しくは分かってないが・・・・・・と断りがあってから解説をしています」というお便りをもらい、物理の放射線実験の霧箱との比較考察を伺った。写真は昨日のすぐ消える飛行機雲。機体が良く見えたの…

急がば虎

これは私が「生け花」した虎。金の豚ではなくて、火の車という感じですか。でも可愛くて威勢があるでしょ。こういうのも展示したいが極めつきの「コワレモノ」なので無理ですね。ところですばらしい文章のついたこんどの名古屋の個展のDMができました。日本…

金のなる猪

これは数年前ニューヨークの蚤の市で見つけたお金をまとった猪。値下げさせようと思ったら店番の叔父さんはバイトだったらしく、「こんなものがあったか、あんたが買わなかったら友達のプレゼントにする」と言い出した。というわけで早速買ったが、今まで御…

金の豚

中華街ではこの1週間は正月祭り。今日はフィナーレのドラゴンパレードがあるらしい。中国の暦によると今年は「金の豚」の年で縁起が良い。いかにも商売に長ける中国人的命名だが、60年に一度というのだから干支に違いない。猪?豚?、そして「金」? 辞書に…

アンケート

フランスのマスコミはアンケートが好きだ。大統領選挙前の今ならまだ知らず、全然関係ない時でも「今選挙ならどうなるか」という殆ど意味のないアンケートの結果を公表する。そして選挙前の今、第一次投票ではサルコジーとロワイヤルが残り、決選投票でサル…

再度飛行機雲

東京から帰って来た友達が、若い人がしきりに空の写真を撮っていたと不思議がっていた。私も知らずに流行りを真似していたようだ。さっきアトリエの前で撮った飛行機雲は21日付けに間に合うはずだったのだが、OSXが入ってから老体パワーマックの気嫌が悪くて…

動物園の少年

ところで先週の日曜、ヴァンセンヌの動物園近くを自転車で移動中、通り雨、動物園の裏口で雨宿りをした。すると少年が扉の中から現れ、入場したいか尋ねる。入りたかった入れてくれるそうな。なんか怪しい話だが目の前にいるのは純朴そうな小学生。変わった…

バレンタインのカード

昨日のバレンタインのカードです。

気のきくサービス

来月の名古屋での個展のための帰国航空券を手配した。担当の日本人女性は「私の指定した日の翌日なら料金の安いチケットが手に入る」と親切に教えてくれた。サービスすごくいいなあと感心し、それを日本人の友人に話したら、そのぐらいは当たり前だと言われ…

白いキャンバス

昔キャンバスを買っていた画材屋が一昨年商売を止めてしまい、今まで愛用していたアメリカ製キャンバスが買えなくなってしまった。それほどテクニックのある絵を描く訳ではないので、画材にうるさい方ではないのだが、キャンバスはスターティングブロック、…

バレンタインの結果

結局カードが届いたのは夕方7時半頃、今回はコーティングがしてないから昨日よりはっきりキスマークが出てくるが、紙の質が悪いので黒っぽくなる。レストラン4~5軒を回ると言うことだったのだが、ラップ通りのバー、レストラン全部、20軒ほど?という大き…

My funny Valentain

バレンタインの夜はバスチーユのレストラン街で「キス集め」をすることになっている。「国境越えるキス」としては商店街の催し物でバイトだ。だからいつものコンセプトではなくて、恋人に送るキスカードをデザイン。先週から「できた」というカードが手許に…

参加型の危機

ロワイヤルの政策発表はマイコントラブルでフォローしなかったが、マスコミのダイジェストを聞く限り精彩を欠いたような感じ。ある人が「政治の世界にも需要と供給があるが、完全に需要の方から政策が決定されるのには危険を感じる」と言っていたが同感。次…

アニエス・ヴァルダの「落穂拾い」

昨晩家に泊まったGさんが映画を見たいと言うのでプログラムを見ていたら、以前(8月7日)も書いたアニエス・ヴァルダの「落穂拾い」(原題 les glaneur et la glaneuse、収穫後の農地の野菜からスーパーのゴミ箱の食べ物を拾う人々などの紹介する詩的な社会…

飛行機雲の御利益?

《飛行機が飛んでるのを見つけたら、口には出さず、願い事を唱えましょう。飛行機雲が出ていたらなおラッキー、実現の時期が早まります。》とある本に書いてありましたと I さんからお便りをいただきました。あーあ、なんでそういうふうになるの? 飛行機雲…

飛行機雲の研究?

パリは飛行機雲が美しいと思う。それに理があるだろうか?飛行機雲はジェット機の排気ガスの中の水蒸気が凝結してできるもの。パリの冬は暖かいと霧かどんよりした低い雲に包まれるが、ロシアからの冷たい高気圧がはりだしてきたときに気持ちの良い晴天にな…

仏公務員のパラダイス

今日はまた曇天。昨日散歩しておいてよかった。こんなうっとおしい冬のヨーロッパに住んでいるとやっぱり南国はパラダイス。そこで今日の話題。フランスは旧植民地の名残りのタヒチとかニューカレドニアとかの海外領土を持っているが、大昔にフランス政府が…

飛行機雲

昨日今日と久しぶりの青空。考えてみると戻って以来ずっと曇天あるいは霧だったような気がする。アトリエにも光が入って来て絵の仕事がしたくなる。でもせっかくだから散歩にも行きたいし、、、。結局両方ともしました。写真はヴァンセンヌの森の飛行機雲。…

シラク大統領の新たな顔

パリの環境会議の「警鐘」が、米国、中国、ロシアなどの「CO2排出大国」も含めた100以上の国により採択され、「人間の活動による地球温暖化」の事実が公認のものとなった。その追い風を受けてシラク大統領が「今やエコロジー革命が必要、国際環境行政機関を…

5分間の闇

昨日環境保護団体により「晩の7時55分から8時まで電気を消そう」と言う呼び掛けがあった。結果は1%電力消費が下がったそうだ。これはマルセーユ規模の大都市が電気を消したことになるらしい。エッフェル塔の照明も消えた。私はこうしたシンボリックな行動…

パトリック・ブラン

近年「植物の壁」を作って脚光をあびているパトリック・ブランの展覧会を見に行った。多分愛知万博のフランス館にも作ったと思うし金沢の現代美術館にも? ケ・ブランリ(第一アート)の事務所の壁にも。彼は仏国立研究所の本当の植物学者で垂直な花壇作りは…

喫煙禁止令

今日からパリの公共スペースで喫煙が禁止される。公共スペースとは何ぞやというと会社とか学校のような建物の中で、特別な空間が作られていない場合は喫煙者は外で吸うことになる。この写真は近くの化学系専門高校の入り口にできた素朴な喫煙施設。実は最近…