坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

アビザンダ便り6、人形劇と私

パリで絶賛されている文楽も、ジェワの影絵も見た事はないし、大人になってからのフランス生活だから公園なんかにあるギニョル(指人形芝居)の世界は無縁、人形劇と私は何の関係もないと思っていた。この無関係さが私がホスト先として人形劇団 Titiriteros…

アビザンダ便り5、思えば遠くに来たものだ

先週末にも誘われて山に行ったのだが、昨日も誘われて喜んでOK。先週はサンダルでも良いということで気楽に行った割に結構歩いたので、今回は本当に山だから、登山靴で水筒、カッパを持参と言われより高いところに登るかと期待して行ったのだが、車で峠越し…

アビサンダ便り-4

野良猫(?)がツバメの巣を襲うぐらいがちょっとした出来事の私の隠遁生活に大異変。キューバから6人組の劇団がやって来た。水曜日に着いて木曜日に近辺の町の小学生のために「ピノキオ」を公演。そして今朝違う町への巡業に旅立った。実質人口15人の村に…

アビザンダ便り-3 bis

写真はアビザンダから遥かに眺めるピレネーの三連峰(Bochimala 3177m)その後浮世離れは一層更新。新聞の解読もしなくなった。仕事の方は一応少しずつ進み、そう悩まなくてもすむようになり、やれやれ。滞在3週間、解決できない悩みは昼食の量! 貧乏性で出…

アビザンダ便り-3

到着以来2度ぐらいは天気がぐずついたが、その他毎日晴天。この空の青さは高原ならではと言おうかスペインならではと言おうか。教会の横はアビザンダの観光名地(?)の11世紀に建てられたレコンキスタ(対イスラム領土奪回)時代見張り塔。石の塔の頂上に…

アビザンダ便り-2

我ながら事前調査不十分。ピレネーの山の中だと思っていたらまだまだ麓、標高636 mしかなかった! 雪山は彼方、気温は27度ほどに上がるが高原の涼しい風が吹いていて爽快。人口は公称126人だが、多くがバルバストロスという近くの村で仕事をしているので、村…

アビザンダ Abizanda

スペインのアビザンダという田舎に着いた。村にはバー・レストランが1件あるだけで食料品店もない。バーのおばさんによると人口たった15人。家にはテレビもないし、インターネットも週に2回(木金)村役場で見られるだけ。当然低速でニュースビデオなど見…

出発前の出来事

ウイリアム王子の結婚、前法王ジャン=ポール(ヨハネ・パウロ)2世の「福者認定」、テレビニュースはで毎日それ一色になってしまい、本当に世の中こんなに平和なのかねーと首を傾げたくなるこの数日だが(今日はちょっと性格が違うがビン・ラデン殺害)、私は…