坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

アビザンダ便り-2

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我ながら事前調査不十分。ピレネーの山の中だと思っていたらまだまだ麓、標高636 mしかなかった! 雪山は彼方、気温は27度ほどに上がるが高原の涼しい風が吹いていて爽快。人口は公称126人だが、多くがバルバストロスという近くの村で仕事をしているので、村に住んでいるのは老齢者を中心に15人ほど。スペインは日本のようにどこでもテレビがかかっていてうるさいのだが、バー・レストランのおばさんは珍しくテレビ嫌いで本当に世の中から遠ざかった。

そのバーで食べる料理だが、ともかく量があって(他に来るのは家の工事の労働者だから?) 食べ疲れて昼寝をしたら3時間も寝てしまった。これで晩御飯も食べたら死んでしまうので隣のおじいさんにもらったサラダ菜とチーズですませたが、スペインは食事の時間も遅いしで、胃腸の調整に時間がかかる。そういえば先週の土曜日もカトリックの祝祭で、晴れならば山中の礼拝堂まで歩いてそこでお清めがあるはずだったが、雨天で午後は農家の納屋で大テーブルを作り食べるだけで終わった。(写真はそのメインのウサギ鍋の煮込み中)

今のところ周りの野原や山をうろうろ歩き回るほかは食っては寝るのみ。まさに他の人から見ればバカンス生活、でも実際には目ぼしい素材が見つからないので、何が出来るかちょっと不安を感じないでもないんですよ。