坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

芸術の秋 名古屋篇

名古屋では私の個展もしてもらったLギャラリーでVeronika Doberの個展。ドイツ人で神戸に住むヴェロニカさんの作品は何か私の絵と共通するところがあるから自然に愛着がわく。実は今回の帰国は依頼されていた絵を持って帰ったのも理由のひとつだったので、こ…

芸術の秋 東京篇

東京に着いて始まったばかりのブリヂストン美術館の野見山暁治の回顧展を見た。彼は愛知県美術館に紫色が印象的でダイナミックな大作があって、まとめて見たいと思っていたが、加えて野見山氏が50年代パリ留学中に奥さんを癌で亡くす過程を冷酷なほどに客観…

芸術の秋 パリ篇

私がパリを発つ前、20~23日の週末はパリでアートフェアが数々あった。この欧州経済危機なのに「現代アート」は不況知らずとのことで、メインである、有名アーティスト、有名画廊がひしめくグラン・パレのfiac、それに対抗(?)して新しい傾向を紹介するパ…

フランスチームの教訓

テレビは煙も出さずに突然壊れるとは考えられないので色々リモコンを触っていたら映った。お陰でラグビーが見られたが、私のというか、大方の予想に反しフランスチームが善戦、いやそれ以上で、負けたが試合内容では勝っていた。私はよくやったと思い、「周…

三隣亡

三隣亡とはこんな日のことだろうか? 「祈り」に近い気持ちで待っていた「南極レジデンス」の結果が昨晩届き、バツでがっくり(何年かも前にもあったが、今回はまた別、仏政府機関の企画だったが、やっぱりそういう文化省機関等で認められている人が選ばれた…

ナタリー・コシゥスコ=モリゼ

サルコジもオランドもロワイヤルも、私のブログではフランスの現役政治家は散々にけなされているが、おそらく例外的に唯一好意的に書いて政治家がいるとしたら、それは現環境・持続的発展・運輸・住宅省大臣のナタリー・コシゥスコ=モリゼだろう。日本人に…

フツーの大統領になりたい

昨日の社会党候補者選挙は結局フランソワ・オランドが56.4%を獲得し、社会党は彼の元に一致団結してサルコジに対抗することになった。オランド氏は温厚そうでマスコミの質問にユーモアを交えて答えたりするのが人気が秘密らしく、何にでも口を突っ込むサル…

勝ちゃーいいってものだろうか?

ラグビーのワールドカップ、昨日のフランスはウエールズを9対8で破り決勝に進出し、TVを見るとファンは沸き立っている。試合開始早々ウエールズの選手が危険行為で退場させられ、楽勝かと思ったが押されっぱなし、最後に何とか逃げ切った。審判の判定ミス…

幸せな生活

昨晩は静かだと思っていたののに(テレビの社会党大統領候補の討論会を見ていたので気がつかなかったかもしれないが)、寝込み頭の12時半、例の物音に起された。管理人さんも隣人も夜中に起されることはないそうなので、私が神経質なのか音源に近いのか? だ…

夜毎の物音

昼間の工事が終ってやれやれと思っていたら、夜毎に無気味な物音に煩わされている。誰かが壁でも叩くようにボーン、ボーンとゆっくり10音ぐらい続いては止む。そして1~2時間するとまた始まり、夜中の3-4時に起される。公団の受付にメッセージを残し、手紙も…

遥かなるムンク

ポンピドーセンターで先月末からムンク展が始まった。私は好みの幅が狭いのか、何かまたは誰かの「無条件」なファンにはなれない性格だが、ムンクは昔からいつでも、絵でも版画でも、初期でも晩年の作品でも心動かされる数少ない作家だ。センターのサイトの…

アイスクリームとニーベルンゲン

結局昨日がインディアンサマーの最後の日だった。今日は久しぶりに曇で気温も下がり、暑さに慣れた身には肌寒い。その最後の夏の日(やはり気温28度)はどんなだったか? 朝は界隈の人口急増にびっくり。工事中だった大学校舎が開き、若い人達が通りに溢れて…