坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

三隣亡

三隣亡とはこんな日のことだろうか? 「祈り」に近い気持ちで待っていた「南極レジデンス」の結果が昨晩届き、バツでがっくり(何年かも前にもあったが、今回はまた別、仏政府機関の企画だったが、やっぱりそういう文化省機関等で認められている人が選ばれた。企画要項に携帯もインターネットがない生活で3ヵ月暮らせることと面白いことが書いてあり、かつ最近恋人ができた友人はそれが理由で応募を諦めると言っていたのでどのぐらい応募があるのだろうと思っていたが400人だったそうだ)。数日前には雨のテーマの展覧会を企画する美術館から「公機関のコレクションの借入れしかできないから貴男の絵はあきらめる」という返事をもらったばかりなので余計に堪える。
いつものように変な音でよく眠れない夜を過ごした後、郵便箱をあけると税務署から800ユーロの社会連帯金請求書が来ている。こんなの初めてだが、月曜に日本に発つので税務署と掛け合っている暇はないし(かつ支払期限も帰仏前)で一応小切手書いて封筒に入れたが、社会連帯金はアーティスト協会に払っているはずだからやっぱりこれはおかしい(最近所得申告書の用紙が毎年変わるので、何かつけ間違いをしたか?)。コピーをつけて手紙を税務署に送ろうと思ったら、こういう時に限って一番新しい領収書がファイルにない。結局半年前のをコピーしたがお店にコピー用カードを忘れた。昼のニュースでも見るかと思ったらテレビがつかない。携帯に電話がかかってきて友人が「固定にかけてると使われておりませんというメッセージがでる」という。ヴェリヴを使おうとするとスクリーンにウインドウズマークが出ているし(こんなこと初めて)、、、寝る前に去年撮った母の写真を印刷しようと思ったら赤いインクが切れていた。