芸人老い難く、、、

昨日の「芸人老い難し」というのは当然、アーティストはいつまでも若いというのではなく、芸人にとって老いることは難しいという意味だが、それはさておき岩名さんもヤンさんも私より10年上なのだが、二人とも若い！
何だかんだと言って、アーティストの知合いと年金の話などをするほどつまらないことはない。そういうことを考えるのならちゃんと遅くとも30歳頃には手を打っておくべきだった。どうせ早死にするだろうと思っていたのが生きていて困ったというだけのこと。やっぱりアーティストは何をやっているかが勝負。というわけで私が今週苦労しているのはパリの石畳などにへばりついて生きる苔の写真。今年はもう真夏並みの気候で、苔も苦労が多く全く精彩がない。何処にでも生えていると思ったら見つけるのが一苦労。これには道路のみならず遊歩道の設置などのさかんな都市開発も影響している。ミニュチュア風景というグループ展企画でアシュラがパリのミクロな自然風景を散策する予定なのだが、、、。自分では面白いけど、こんなことこのネオリベラリズムの競争経済の世界でペイするはずないですよ。それをあくまでもやる。芸人老い難く、かつ芸成り難し。