坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

大統領はサルコジー?

昨日の選挙結果はサルコジーが30%の票を獲得したので、先日の私の妙案に従うとしっかり大統領になるところだが、2位のロワイヤルも25%に到った。つまり多くの有権者がマージナルな候補より二大政党の候補に投票する「役立つ投票」を選んだ。つまり非常に常識的(良識的)な行動をした。かつ投票率は何と84%! ブログで僕は絶望的状況と伝えているのに、数字だけをみれば大フィーバーである。
この投票結果は土曜日の晩に話したF君の予想通り。彼によれば中道のバイルー(18%)が支持を明らかにすればロワイヤルがサルコジーを破れる。私はその確率は低いと思うし、バイルーの支持基盤がそのような一枚岩ではないから、大嫌いなサルコジーの時代が目前となったという気がして憂鬱。サルコジーは「そんなに嫌なら外国人の貴男、国に帰りなさい」とはっきり言う人なのでこんなこと書いているとそのうち追放されるかもね。
しかしこの1次と決選投票の2回制の選挙、何だか予選リーグと決勝トーナメントのあるワールトカップと似てません?