泡沫候補と大統領の引退

泡沫候補、１次選挙で５％の票を獲得できなかった候補は選挙経費として２万ユーロ（約300万円）を払わねばならない。極左、エコロジストなど（今回は共産党も）皆さんその運命（「役立つ投票」の犠牲）で可哀想だが、いくら何でも一人１万円を出せる支持者が２万人ぐらいは集まるから心配ないだろう。
ところで引退するシラク大統領は、首相などを歴任しているからすべての年金が加算され、それだけでも3万４千ユーロ（500万円）の月収が得られる。セーヌ河畔、ルーブルの対岸にアパートを借りるそうだが、レバノン人のお友達のもので家賃はゼロだそうだ。20日に書いた様に住宅難に悩む人の報道を聞くと私のアトリエの文句を言う気が引けてしまう私などは当然ながら大統領の器ではない。