坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

強いられた休日

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サルコジーに言われるまでもなくフランスの労働者は早起き。8時にコーヒーを飲んでいたらもうインターホンが鳴った。問題の雨漏りは2年前に起ったもので、その後公団も保険屋も担当者が替わった。工事夫も以前応急処置をした人と違う。効率的でないと思うのだがフランスの大企業は目まぐるしい配置交換が好きだ。だから私に質問が集まるのだが2年前の天井裏で起ったことはボケでなくてもあまりちゃんとした記憶はないんだよなー。質問される理由は、中庭の雨水を集める水路の防水不備でアトリエに水が流れ込んでくるという想定で詳しく経路を調べるために蛍光塗料入りの水を水路一杯に入れたのが、まったく水漏れしなかったから(写真は水の跡を探しているところ)。皆さん頭を悩ませた末、アトリエから離れた建物の入り口に近い電話回線を通した穴が原因であることがわかった時はすでに正午になっていた。こんなことちゃんとした設計図面があれば自明のようなことだが、我が建物には図面が存在しない!多分現場で工事担当者がアドリブ? すごいでしょ。最近リヨンでガス爆発が続いてちゃんとした配管工事の図面がないというので物議をかもしているが、そんなことはフランスの常識では!?

午後からも晩も用事があって今日も結局何もろくにできなかった。公団担当者も保険屋さんも空振りに終らず喜んでいたが、半日外気が入り放題でだったから今は室内冷えきっている。
ところでアトリエ奥の空気を変えるための換気扇、公団も建築界者も空気を出すのではなく送り込む形式なのでびっくりで、担当者が替わると無責任な発言をする。私の反対にもかかわらず彼らが作ったんじゃないか!前任者との証拠のメールをプリントして渡したが、これはどうなるのかな?