坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

選挙ドラマ

ストラスブルグ市長のケレール夫人、アンケートでは60%の市民が市政に満足をしているのだが、日曜日の投票結果は社会党候補相手に44:34の劣勢に立たされ絶望。専政的という言われる人間性の面で問題があったのではというジャーナリストの質問に「私は一生懸命仕事をしただけなのに」と泣き崩れた。
旦那に浮気された奥さんみたいだが、誰もがわかるこの気持ち、ひょっとしたらこの涙、値千金かも。

ところで私が06年夏に仕事してソトコト誌にレポートしたカンヤ村、市長さん、アートフェステイバルをはじめ新機軸を打ち出したが、ワンマンだとの批判も多く今回の選挙では劣勢どころか、中道独立で選挙基盤もないからほぼ完敗の形勢。まさか彼は泣いていないだろうが、匙を投げたかも。美術センター、レジデンスまで作ったカンヤ村のアート路線はどうなるのだろう。