坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

真実は何処に

討論会はどちらかというとロワイヤルに軍配が上がったというマスコミ報道を信じていたら、今日のニュースの世論調査ではサルコジーの勝利。やっぱり普通のフランス人にもロワイヤルはアグレッシブに写ったようだ。ニュースキャスター、もう少し責任ある発言してほしいなあ。

明日からの「カーユの丘の水」の極小展覧会と本の企画のテキストのため、インターネットで情報を確かめていたのだが、水道管理会社のパンフレットとウェブ百科事典との情報が違う。例えば何と40年近くもかかった掘削工事の開始年および終了年。2、3年の違いですけど、19世紀の話だからなあ。開始は工事認可年と実際の施行年の差かも? もっと大事なことはインターネットでどのサイトでも「今でもこの歴史的深井戸の水をプールに給水している」と書いてあるのだが、4年前私がプールの館長さんに直にきいたときには「今は水道水」と答えていた。いくらなんでも聞き違えということは不可能。これは内緒の告白だったのか? 情報探索して思ったのは、結局インターネットでは一番信頼の置けそうなウェブ百科事典にすべてが右に習えをしていることは明白(特にブログなど)。だから絶対多数でこれが真実と成り、私は空言を聞いたということになりそう。だから私の本の文章では歴史的経緯にとどめ、今がどうかは触れないことにした。ブログが選挙戦に大きな影響を与えるようになったそうだが、さもありなん。