坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

スリランカ人の床屋

スリランカも内戦が長いから移民難民がパリには多いのだが、家の近くに雑貨屋さんと並んで床屋がある。普通の床屋は20ユーロ台なのだがここは7ユーロの格安。髪が長くなってむさくるしいし明日から出版社のあるカンヤおよび周辺の村でのサイン会がプログラムされていて行かねばならないので散髪をした。ここのすごいところは髪を洗わない。そのままバリカンでどんどん切ってしまい後で少し鋏で整えるだけで凄まじく速い。わたしはいつも半分ワザと半分自然にぼさぼさにしているからできとしてはこれで十分なのだが、前回は亭主だったが、昨日は若いのにあたったらお店では気がつかなかったが帰ったらもみあげの剃刀あとが出血していた。クリームもつけずに剃ったような気がする。危ない危ない。髪の毛を払うブラシもいつ洗ったかわからない代物だし、これが2度目だったが、いくら安くても最後にしよう。日本人の私は平均的フランス人に比べて髪の量が多いから高い値段を払っても当然か? サービス精神が乏しいフランスにしては床屋はたいてい愛想が良いし、、、。