坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

南極

去年の冬はすっかり南極に行く気になっていたのだが(06年11月5日*)、今年も同じ募集があった。去年選ばれて冬に夏の南極に行った2人のアーティスト(大学で教鞭も持っているらしい)が今年のキューレーターになっているという不思議な展開もあり、今回は全く希望を持たず、かつほぼ同じ内容の書類を送り、去年同様落選した。南極行きした2人は最近そのことの本を出したので12日のパスカル君を真似て交換を申し出てみたのだが「自費出版で苦しくて、、、」という良くわからない(おそらくお断りの)返事が来た。活躍するのも意外に大変なんですね。
南極観測所にアーティストを住まわせて仕事させるなんて「やっぱりフランスはアートの面ではシャレたことするわ」と思っていたが、私のわりあい好きなイギリスのランドアート作家のChris Druryのサイトを見ていたら、イギリスも同様の企画をして彼も同時期に南極に行っていた!南極ブログまでありましたよ。
http://chrisdrury.blogspot.com/

クリスさんの作品で私が一番評価するのは、ケルンみたいな小屋で、天井にレンズを入れた小さな穴があり、薄暗い小屋の床に空が写るようにした「雲の部屋」。いかにも美しそうでしょう。とはいえ私も実は本物を見た事がない。ヒット作(?)だから色々なところで作っているのだけれど度田舎ばかりで、、、(日本もなんとか村)。こういう定番があるのは羨ましいようなつまらないような、、、
 
最近低調なので今日もまた人の紹介になりました。

*参考http://geocities.yahoo.co.jp/gl/eizoart/view/20061105