マック2000

マックといってもコンピュータではなくてサロンの名前。普通のサロンは一人一点だがこれは参加アーティストにスペースを与えるので良心的と言えばいえるのだが、参加料も高く今年は1200ユーロ。知り合いも数人参加しているし、毎年11月のプレゼントシーズンにするので結構売れるらしいので売れ筋の研究をしようと行ったのだが、、、まあはっきり言って何処かで見た事のあるようなのが一杯で、例えばバスキア風でもハチャメチャではなくて上手くまとめてある。ふーむ。明らかに写真を利用した都会風景とかも売れ線かー。私の絵みたいなのはないなあ。応募しても落ちるはずだと思って歩いていたら、何とクリストフ・ダレクキ君に出くわした。彼は写真のようなプラスチックの道具類を組合わせて奇妙な植物を作り、それを会場に繁茂させる面白いインスタレーションをする。その線で結構売れっ子のはずなのだが、まさかサロンでの一品売りをするとは思わなかったが、審査委員の知合いに尻をたたかれて試してみることにしたそうだ。だからかなり異彩を放っていました。