J君のサイン会

昨日は新しい探偵小説を出版したJ君の書店でのサイン会に。私も著者の仲間入りをしたので参考になろうと出かけたのだが、流石に8冊もすでに本を出したJ君は貫禄で、とくとくと本の説明をし、抜粋を読んで聞かせたりして、ほぼ講演のような雰囲気だった。彼の新作はジャガイモの遺伝子組替えを研究していた学者がそのジャガイモがマウスの成長に悪影響を与えると言う実験を公表しようとするために命を狙われるという話で、一部90年代末に起きた事実をベースにしている。かつフランスでも研究者が遺伝子組替えの危険性を公に語ると研究費やスタッフを削られたりするという歴然としたプレッシャーを受けるというのをラジオのエコロ番組で言っていたので特に今回の本は私の興味を引いたのでした。電話代不払いで予告の手紙と同時に回線が切られたこともあって、本を物々交換をして節約しようとおもったのだけれど、後で一緒にレストランに行ったのでよっぽど高くついた、、、。しょうがないなあ。かつ今度会う前に読んでおかなくっちゃ。