坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

第一人者の断言

6日付けのサンテグジュペリ学校の彫刻(図面14日)のことで、元ジャーナリストのMさんの紹介でガラスの権威のギヨーム・サアルスブルグ氏に会いに行った。
この人にはジャン・ヌーベルみたいな世界的に超有名な建築家が困った時に相談に行くそうな。そんな人にエイゾウ・サカタが相談に行っていいのだろうかと少々気恥ずかしくはあったが、電話とメールに気軽に応じてくれた(エライ!)ので今日の面談と相成った。
でもきっとすごく忙しいのだろう、私の彫刻を板ガラスのレリーフかなんかと勘違いしていて、3次元のボリューム作品だと説明したら「それは不可能」と一瞬にして断言された。理由はガラスの熱量が大きすぎるから型がもたない。「不可能と言うのはきらいだが、無理だ。できる人がいたらセーヌ河に飛び込む」 さすがに第一人者、面白い人だねー。
というわけでガラスプランは諦め。合成樹脂路線しか考えなくてよいというある種の進展(?)がありました。