坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

最後に決めるウズベキスタンスタイル

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アシュラのサマルカンドウォークとその後ブハラで奇跡的なスピードで出来上がった枯山水で一応展覧会への作品は完成! 
15日にパリから到着した今回のタシケンターレ内の日本キャラバン隊メンバー、石井潤一郎さんと櫻井みどりさんに合流すべく16日の夜行でブハラからタシケントに戻ったが、その後は我々の展示会場となる平山郁夫さんの基金により建てられた国際キャラバンサライセンターで連日の展示準備作業。着草々スケジュールをきかれたりしてずっこけさせられた写真館の空気も、開催3日前ともなると変わりピリピリしている。そして色々なことが即断された(但し翌日になると変わる可能性があるが、、、)。結局のところ滞在1週間でわかったのはこの国はすべてlast minuteで物事がきまるのである。確かに出発前の航空券手配とか、遡っては当初招聘されるはずであった5月の企画中止も4月後半まではっきりしなかった。8日のタシケントからサマルカンド乗合タクシーを利用したが、これは単にお客さんが4人揃うと出発する。何時出発すると言う予定はなく成行き次第。一応運転手は携帯で色々電話していたが、すべてはlast minuteのスケジュール調整なのだ。そして最後には何とかなっていく。初めはあきれていたものの、実は私もいたって計画性のない人間なのでわかってしまうと水を得た魚といおうか、こんな楽なことはなかった。タシケントに戻るまではその日の出来事に応じてどんどん予定を変更、その結果予定はもちろん、予定外のことも、国際キャラバンサライのUさん、写真館のVさん、そしてサマルカンドのLさん、ブハラのFさんのお陰でほぼ完全にこなすことができた。この間の行き当たりばったりは本当に楽しかった。(写真はその頃の常食としていたバザールとか路地裏にある大衆食堂でのスープとサムサの食事。お茶はウズベキスタンでは欠かすことができない。夜行列車にもついてくる)

それに反し、公式行事が始まってからは1週間、しっかり団体行動のスケジュールが待っていて、ほぼ何もしていないのにぐったりと疲れてしまった。