カンヤ村（続） 雹以降（19～22日）

雹もずっと昔の事になりましたが、それ以降は荒天もなく仕事に追われる（？）日々でした。
というのも３つもカンヤで企画があるのです。

一つはP君との本（尻をたたかれてキーボードを打ち続けた）、第二はMさんの紹介でカンヤのフェスティバルの様子などのレポートを日本の雑誌に掲載することになったのでその根回し（？）、第三は自分の作品の下準備。

今年のカンヤのフェスティバルの作品テーマは「モービル」。これはカルダーのモービルに代表されるような動く彫刻を求めているのだろうし、応募プロジェクトは無記名で内容のみで審査されるので連続参加も可能とのことだったが２年連続して同じところへ行かなくてもと応募しなかったのだが、意外にテーマがアピールしなかったらしく、２度目の募集通知が先月来た。そこで考案したのが「モービル・ウォーター・スタンド」。これただの駄洒落ではありません。詳細はまた明日にでも。

田舎では古いものが納屋にころがっていたりするものだから、できれば昔の本物のガソリンポンプを使いたい。ひとつ村長さんがみつけたというのでP君と早速どんなものか見に行ったのだが、P君ももとパリジャンの他所ものだから冷たく追い返された。村長さんは曰く「そんなことしたらだめだよ、私にまかせておかなきゃ！」。大失敗。

（写真：カンヤ村付近の干し草カバー）