坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

12戦3勝1引分

中央山塊の地方都市のフェスティバルからメールが来た。ここは2-3度出して落選続きだったので、今回は同地に固有のことなど考えず、昨年カンヤ村に絶対の自信を持って出して落とされた「動物もの」企画をそのまま横流ししたら入った。何が選考基準かさっぱりわからん。アメリカとほぼ同じ資料を送って本命視していたがバツの返事が数日前に届いたヨルダンのレジデンスと同じ7月だったからラッキー。
これで今年の夏のフェスティバルおよび制作企画の返事は出そろった。ブログでも「鳥居」とか「サンテグジュペリ」、「王様の耳」など紹介したが、数えてみたら12通もその種の公募に応募している。そのうち、今までの作品だけでの審査が4つ(1勝)、企画の為に特に考えた新規のものは上の3つ(全敗)、残った4つは昔のダメ企画の焼き直し(1勝)とか我ながらかなりいい加減なもの(1勝)。だから狙い球を絞った時は空振り、正直なヒット1本、軽く当てた流し打ちヒット2本。結局12戦3勝1引分(引分はイラン)。勝負内容をかんがみるとどうでしょう? やはり運が良いと言う結論か?
何でも応募しているように見えますが、そういうわけでもないんですよ。ランドアート系以外には出さないし、例えば「ベンチ」というテーマはパス、3年連続落とされた大フェスティバルはシカトした。昨年の選挙で市政が変わりなくなったフェスティバルもあるけれど(08/4/18、08/5/7)、こうしてみると一応参加アーティストにペイするまともな企画、まだまだ結構あるものですね。日本はこの点絶対遅れている。