涼しいグレウー

天気予報にもまして涼しい南仏。去年は午後一番は暑くて仕事にならないのでホテルのプールで泳いでいたぐらいだったが、そのプールも保護シートがかかったまま、バーミューダーすらお呼びでなかった。暑くもないのに雷雨が起こり、雹も降る始末。私の作品はデリケート、写真はカタツムリの殻と山火事後で拾い集めた枝で作った陰陽サークル。カタツムリの殻は爪楊枝にくっつけ地面にさしてあるので2cmほど浮いている。強い山風は考えていたが、雹はねー、、、。数日のフェスティバルなら天気予報を見て賭ければいいのだが、一夏だけ持てば良いものを作るのは一番困る。かつ天災異常に破壊的な人災もある。これが自然作品を謳っても結局普通の野外彫刻展になってしまう原因でもある。かつカンヤの村長でないけど、政治的には残る作品が好まれる？（私は嫌な作品が半永久的に存在するよりよいと思うのだが）