7月バカンス組

フランスでは普通7月か８月にバカンスを取る。なぜ1ヵ月も休めるかというと一挙に有給休暇が取ることが社会的な常識ということに尽きると思う。一般にこの国の大衆は「金はなくても時間があった方がよい」という国民性であったはずだったのだが、今や「もっと仕事してもっと稼ごう」のサルコジーを圧倒的に支持。それならバカンスやめれば良いと思うのですがね。これは有給のない私のひがみ？
それはともかく先月から今月までずっと天気が悪く先攻バカンス組はうんざり。長期天気予報もぱっとしないのでそれに拍車がかかる。最近は科学技術が進んだからか「天気のことはどうしようもない」とは諦めきれなくなってきたらしい。そういう人にでき不出来も空模様次第の「雨の絵」をつくらせたら精神修養になるかもしらないと思うが、本人の私も先月道具が壊れたのを機に止めてしまった（６/14参照）。雨降りがあまりにも多いのが影響したのかもしれない。続けていたらどんどん制作ができたかもしれないと思いになるだろうが、通り雨が多かったから難しかったかも。
雨の代わりにほぼ毎日フォローしている弁護士ならぬアボカドのほう（６/３-4参照）も湿っぽいからカビが生えだすという以上事態。
このシーズンが良いのは皆さん概して機嫌が良いこと。何たってバカンス間近だから。やっぱり生き甲斐なんですね