坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

王様の耳はロバの耳

先日「50の鳥居」(11/28日)の落選の手紙が届いたと思ったら(これは予算オーバー+駄目もと応募だから仕方がない)、今日はブルターニュから新たな落選通知。これは「表現の自由」がテーマで礼拝堂が会場。提案したのは葦を風(団扇)で靡かせると「王様の耳はロバの耳」という言葉が礼拝堂の中を伝わっていくというインスタレーションだった。お馴染みのギリシャ神話の床屋の物語、シンプルでいいと思ったのだが、残念でした。ところで「王様の耳はロバの耳」というのは仏語直訳では「ミダス王はロバの耳を持っている」。日本語の方が言葉が繰返しで調子が良いように思う。ひょっとするとこの神話の浸透度も差があるのかも。 

「実費で来い」というイランの話(2/18日)しか来ないなんて困ったものだ。これを断ってしまい、イラン行きを予定していた期間、ちょうど名古屋でのグループ展があるのでオープニングの14日に日本に戻り、夏の企画は「果報は寝て待て」の体制で臨むことにしたのだが、戻ってきて全滅だと??? 
帰国前にブラジルのレジデンスへの応募資料をまとめようと思っていたが急に気落ちしてしまった。まあ本命はこれから、すべて忘れてのんびり旅行と行きましょう。