南仏めぐり

今写真のボンソンという、ニースから内陸に入った小さな村にいる。ここに住むP君の紹介で来る７月に行われるフェスティバルに誘われたのだが、３月頃に企画責任者から電話があって以来音沙汰がなく、あまり内容がわからないので、マルセーユとニースの間のヴァール(Var)県で日・月曜２カ所のグループ展の会場（展覧会では雨の絵を展示中）でキス集めをしたついでに足を伸ばした次第。この展覧会は６月末までだったので雨の絵を廻せばちょうど良いと思っていたのだが、７月第一週まで延期したいそうで、雨の絵はその前に回収せねばならなくなった。売れてしまうという前提を考慮に入れていないが、あの展覧会だと（内容ではなく会場がアーティスト自営のオルタナティブスペースなので）まさかのオプションで、、、☹　

気候の良い南仏だからバカンス気分半分だった（出る前のパリは寒かった！）が、今回は地中海岸でこんなことがあろうかと思うほど、土曜日にパリを出て以来連日の雨降り。やっと昨日から青空が望めるようになった。と言う訳でここボンソンでやっとバカンスだが、招待してくれたP君は私が７月に自然素材のインスタレーションをするのがご希望で、ちょっと考えるかと今日は山を歩き回った（雨の所為か色々な花がきれいに咲いていた）のだが全然アイデア湧かない。一応フェスティバルは雨の絵とキス集めで契約十分以上なのだが。