坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

ボンソンからパリに

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金曜日は天気予報では、ニースでは4時から雷雨が到来だったが、その時間予測どおりボンソンでは3時頃(ニースの東なので1時間の時差は当然)から雷が鳴りだした。このぴったり当たった天気予報の土曜のの降雨確率は100%。あーあ本当に「雨の絵」制作キットを持ってこれば展示会当地の雨を作品にできたので、展覧会にそれも加えれば絶対アピールできたのにと悔やまれる。それもあって雨にはもうんざりだったので、パリに即帰ろうかと思ったのだが、切符を交換しようにも私の予約したファーストクラス割引切符に比べると2等でも格段に高い料金ばかりだったのであきらめた(なにせニース・パリは6時間旅行なのだ)。それが今日は起きてみると見事に晴天、雨天ではニースの海岸も面白くないからボンソンに留まったが、お陰で「村民芸術家」(つまりアマチュアだが、フランスでは誰でも芸術家と称してしまうので頭が痛いのはいつも言っている通り)の展覧会のオープニングパーティーにも出席、村長さんを始め7月の企画関係者に好感を与える結果になったと思いたいが、「プロの貴男はどう思うか?」ときかれ、正直者の私は「そういう質問はしないで!」と逃げるしか言葉がなかった、、、、。

今は土曜の晩の1等TGVの旅客だが、かなり空いている。仏国鉄はラストミニットで安売りという手は絶対に使わないようだ。これはフランス商法の鉄則なのか日本のようにスーパーのお惣菜が晩になると安くなるということは絶対にない。

それはともかく日本から戻って、歯医者に行って、税金申告をして、毎日のデッサンもして、たまったメールの返事をして、そして来客もあり、1週間もたたぬうちに南仏巡り、やっと明日で2週間。たいした仕事もしていないのに、なんかだかせわしない。明日からパリに2週間いて、今度は南西部に行く(実はアイデアもないし、ひどくくだらない質問をされるしで全く乗り気でない)。ボンソンでは結局インスタレーションのアイデアはわかないまま。7月の滞在プランはどうしようか?