坂田英三 旧ブログ

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スズラン祭りの不思議

イメージ 15月1日には一般の人が街角で、スズランを売っている。それも半端な数ではない。メーデーで閉った商店街では数メートルおきに誰かテーブルを出している。TVニュースを見ていると森に行って採って来たことになっているが、これほどの人たちが森の湿地帯に分け入ったとは思えない。本当は卸しで買ってくるのだろう。
大勢の人が街頭で店を出すのは「5月1日には誰が売っても良い」と言う条例があるからだが、ネットで調べてみると本当は細かい決まりもあるらしい。まあ「大目に見る」ということ。かつ大昔からのことではなく1930年代から労働者が小遣いを稼げるように便宜を計らわれたということで、一応メーデーと関係があるようだ。春の訪れを告げ幸運を運ぶと言われているスズランだが、それ以前より似通った風習があったのかはよくわからなかった。
あんなに売り手がいて完全な過当競争だと思うのだがTVニュースのおじさんは数百ユーロの売上げ。だから僕はTVは信用できないと思うのだが、ホントなのかな?
何れにせよスズランの春の到来にもかかわらずパリはまた寒さがもどっています。