坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

白夜

イメージ 1昨晩はNUIT BLANCHE(白夜と徹夜の両方のいみがある)という催し。現代美術を身近なものにという提唱で夜が暮れてから明け方まで野外で色々な作品の展示がある。夜間展示なので基本は光り物、当然ながらビデオのプロジェクションが多い(今やこれが現代美術の主流だし、、、)。毎年すごい人出があり(今朝のラジオでは150万人)、市役所内の大規模な展示は長蛇の列で入れたためしがない。2年前にグループ展が催しにかんだので早朝4時頃会場に向かうついでに市役所をみようかと思ったらまだまだ列が長くすぐに諦めたほど。
友達のMさんも今晩橋の下にビデオを投影する。前日まで機材で実験できないので、色々なケースに対応できるよう準備が大変そうだった。せっかく苦労して作るのだか少なくとも数日行えばと思うのだが、これは貧乏人根性? でも実際美術館の企画担当者には反対論も。だってちゃんとした企画展ができる予算が一晩で消えてしまうのだから。かつそうした予算が減るばかりなのが現状なのです。
インスタレーションが主流を占める中、車のヘッドライトを照明にするというローテクで、珍しく「体を張って」いるダンスグループがいた(写真)。ストリートのイベントならこういうほうが好きだな。