坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

ヤコブの梯子

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白夜翌日、悠長に白夜のことなど書いているが、実は明日絵をベルギーまで運んでもらうので準備(絵を出してみていると選択の問題や、ちょっと触りたくなったりでなかなか梱包できない)、それに本の企画のことで信用できる校正者の友達にも会うので文章を見直さねばならぬ。だから実は大変忙しい。気分転換に文章は公園で見直すかと出て行ったら近くの国会図書館で昨日の後始末に巡りあたった(写真)。梯子の先が夜空の暗天に消えて行く。だからほんとに天まで上っているようなという感じと多分想像つくでしょう。私は昨晩見たが皆さんと同じく想像で補った。だって梯子の上端が見えているのだもの。がっかりさせるよ。周りの明かりとか梯子中間部を照らしていた照明のレベル調整ミス??? でも今朝話した隣人は結構感動していた。彼女きっと眼鏡をかけ忘れていたのだろう。題名は「ヤコブの梯子」でしたって。私はこの後始末の方が雄大で面白かった。昨日の「体を張る」方がいいに戻ってしまうが、やはり一晩限りのならばコンピューターやプロジェクターだけに頼らずアーティストが実際に何かしてもいいと思う。5年前、私の嫌いなソフィー・カルはエッフェル塔の最上階で来訪者を迎えたらしいが、これは「白夜」ならねばのイベントで良いと思った。でもソフィーさんは人気がありすぎるから長蛇の列どころではなかったようだが。