坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

断水の思い

イメージ 1
今日は断水だった。
晦日の晩は何時に戻って来たか覚えがないが、元旦もそのパーティーの後片付けを手伝ってくれと言われたので正午頃に起きて頭痛に悩まされつつも前夜のパーティ会場に出かけた。言ってみるともう片付いていて(Fおばさんは私より年寄りなのにフランス人だから体力が違う、あるいは私が虚弱なだけか?)、おばさんは小説家のJ氏と昼ご飯を食べだしたところ。結局食べ物の後片付けのみを手伝うことになった。それで午後は終わり、夜も早く寝て今朝は健康的に早起き、コーヒーを入れた頃はまだ水が出ていたのですっかり忘れてしまったが、数日前からビルの入り口に「2日は工事のため9時から5時まで断水」と張り紙がしてあったのだ。日本感覚だと「お正月早々?」となるが、フランスの正月休みは元旦のみ。普通のお店は今日から開いている。だから水道工事があっても何の不思議はない。断水なのに何処からか洗濯機が廻っている音がするほうがよっぽど不思議。
水がないので日課のデッサンは昨日に続き今日もあっさりお休み。フェースブックを眺めると書初めの写真があったので私も「描初め」のかわりに筆ペンで書初め、「断水の思い」と書くことにした。これがただの駄洒落なことはわかっているのだが、恥ずかしいかな元の表現が思い出せない。何度も書いていれば思い出すだろうと思ったがいっこうにダメ。ゴーグルで「断水の思い」と書けば、「断・の思いでは?」と訂正してくれるのではと思ったのだが、見事に「断水の思い」が何件も検索されるばかり、、、 結局「・」が何だったかを思い出したのは晩御飯を食べて終えてからだった。幸いにしてそれほどの悲しみを味わったことがない。やっぱり「断水」でよかった。