帰仏

羽田発夜中の１時半、パリ着朝６時。早朝のシャルル・ドゴール空港は、アフリカ各地あるいは中国からもフライトが着き、ラッシュアワーの様相（同じフライトにいたフランス人は一言"Quel bordel!"）。入国チェックの列で30分以上待ったか？　警官や、めったにいない税関までいて、あらぬ嫌疑をかけられないよう、日本のパスポートが露に見えるように持ち旅行者然として混雑をすすりぬけてきた。

10/22の税務署の件は日本に着くや否やメールで返事があり、ちゃんと書面で追加徴収なしの確認の書類が来ていたが、公団住宅の手紙はアンケートを11/5までに出さなかったので来年100ユーロ近い罰金を払わせるような脅迫が書いてある。そもそも10月中旬に来るはずのアンケートが10/26消印で来てるのだから勝手すぎる。すぐに電話したら「今日までならいい」なんて答えをもらったが信用してよいものか？　それから歯医者の秘書から電話があり「今日はキャンセル、金曜日に変更」ですって。そのために帰って来たのにー。まあ公団の方が片付いたのなら良いが。私は楽観的というかプロ意識が高いと言うか。一応企画のダブルブッキングはさせない。が、すべてが上手く行けば実は今日歯医者に行って明日か明後日にはインドへ発つという強行軍になりえた。幸いにしてインド行きもなく、めでたしめでたし？　
というわけで一気にブログを書きました。私のブログは日記代わりという役目もあるので、それぞれトピックスが関係する日に準じて10月付で掲載しました。

今回の日本滞在は温泉旅行にも行かず、母との介護ホーム周辺の散歩と家の庭仕事で終わってしまった。庭仕事は基本的に最近のインスタレーションの仕事のようなもので、木の枝を切りそれを集めて、、、でもできるのはただの木の束。これも見せようによっては作品になるかもしれないが、実際はただゴミ回収車に持って行ってもらうため。
介護ホームの人から「ブログに帰国と書いてあるので、いつ来られるのかと思っていました」と言われた。読者数指折り数えられると思っているのだが、意外なところに「想定外」の読者がいた。これを励みにがんばりまーす。

（写真は実家の物品をアレンジした「床の間ワーク」）