坂田英三 旧ブログ

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昨日取り上げた福島第二炉に関する仏原子力安全局の見解

福島の原発事故は、7段階ある原子力放射線非常事態国際レベル(INES)の重大度レベル6に達した。仏原子力安全局長(ASN)アンドレ・クロード・ラコストは3月15日、「状況は昨日(月曜)と全く異なる次元となった。レベル6であることは明白だ」とした。

ASNの判断は特に第2炉、その炉心を囲み保護し環境から遮断するはずの格納容器の状況によるもの。「2号原子炉の格納容器はもはや密封されていない」とラコスト氏は発表。ASNによれば、日本時間6:10と10時の相次いだ爆発はおそらく格納容器の劣化をもたらし、これが放射性物質の検出の大きな増加の原因」
「はっきりと原発の間近の環境での含有量はきわめて高い」とラコスト氏は明確にした。ASNは測量柱メータでは特に「第2、第3炉周辺で大きなピークのある高い量」を示したと発表。(ルモンドより)

http://www.lemonde.fr/japon/article/2011/03/15/l-asn-classe-l-accident-nucleaire-de-fukushima-au-niveau-6_1493498_1492975.html#ens_id=1493262