坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

ワイルドサイドを歩け

12/29付の目の充血、お陰さまで放っておくだけの治療で異物の混入感もなくなり完治したが、結局保険の払い戻しは16ユーロのみ。いやはや、「安心代」は高くついたと思いきや、今度は350ユーロの見積書付き(そのうち300ユーロは健康保険対象外)の歯の検査を受けなければならなくなった。
何カ月前から時々痛くなる歯があって定期検診の時に見てもらったのだが、外観もレントゲンも異常なし。でも時々の痛みか「夢」では決してない。「変ですねー」という歯医者にかつての治療の詰め物を取ってもらったところ、歯の奥に亀裂が走っていることが見つかった。かつ隣の歯にも続いていて、何やらすごく堅いものを噛んだのではないかといのこと。こんなことをスクリーンに写った歯の奥の様子を前にすごく熱心に説明してくれる。そんな女医さんがラジオでルー・リードの "Take A Walk On The Wild Side" がかかると、私の歯をガリガリ削りながら助手さんに「大きくして」と叫ぶ。大好きなんだって。歌の内容わかっているのかなー? 人の口の中を一日中覗いて暮らす歯医者さんというのはやっぱり変わった人達だ。
しかし悔恨するにも一体いつ何を食べたのやら? このレントゲンにもでなかったヒビがどの程度深いものかは特別医院の顕微鏡的精度の機器で観て手当てしてもらわなくてはならず(これが上記の見積り)、深ければ抜くしかなくなる。そしてその後は???
詰め物を取るのに麻酔をかけなくて済んだ(これが歯医者さんのワイルドサイド?)ので神経もダメになっているとのこと。それなのに痛かったのだから論理的に考えてみると亀裂は深そう。あーあ。
Mさんの入院の際に、突然倒れて入院しても任意保険があれば人に迷惑がかからないことがわかったし、やっぱり私も加入しておかねばならないのかなーと思っていたら何故かちょうど勧誘メールが入った。即座見積もりとあるので(ワイルドサイドとは程遠く)データ入力。その場で保険料が出て来ると思ったが「できるだけ早くご返事します」で終り。今度は勧誘電話が掛かって来ると言うことだろう。面倒なことになった。