坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

Hさんのサングラス

フランスでは簡単なことが思いもかけず面倒なことになる。

これは7月に遡る。日本からいらっしゃたHさんが某有名眼鏡ブチックでサングラスをちょうどセールス中に購入したのだが、店員C君が殊勝にもレンズに傷を発見、「取り替える」と言う。Hさんはすぐに発つのでそれを待てず、私が運び屋をすることになった。8月、韓国に私が発つ前に問い合せたところ、品物はそのまま、「特殊な形のグラスだからスペアがない。あれは傷物だからセールス価格だった」と言う。それはないでしょう、私は猛烈に反発し、C君が休みだったので彼の帰りを待つことにした。戻って来たC君は「傷物は売れない。今はバカンスなので全店の在庫を当たることのできる9月まで待って、なければ代替を提案する」という理にかなった応答。その結果をHさんに連絡したところ「自分は傷がわからなかったから、あれでいいです」とのことだったが、私は納得がいかないのでそれは待ってもらった。そして今度パリに戻り店に電話したところ、C君は配置転換、別の店に。そちらに電話してC君に談判、元の店のL君がフォローして電話を待つことになった。私は火曜に発つので今日貰わねばなんともならぬ。昨日電話したら「もうできています」という妙な答え。また店頭でもめそうだなと思って行ったら、ちゃんとレンズが新しいものと取替っていた。特注したとのこと。それができないから夏前からもめていて、C君からL君に連絡が行ったのは5日前のはずだが、、、どうなっっているのか? まあ結果オーライ、さすが一流店(ばらすとアラン・ミクリ)と言うことで、これにて一件落着。但し3ヵ月がかり、何回電話したかなー?