出発前の心配ごと

昨日知合いのコレクショナー夫婦に会って、日本でゆっくりすると言ったら、FIACがあるのにと呆れられた。FIACとはパリで毎年開かれるアートフェアで、そのメインに対抗して新しいトレンドの画廊が他でやったりと、まあパリのアート界では一大イベントなのだが、結局はマーケットのお祭りで、完全に私の興味外、その存在すら忘れていた（何年もいったことがない）。

夫婦に会った後、友達と会ってピザを食べたら、急に歯が痛くなって、夜もよく眠れなかった。これは心配。早速朝9時に歯医者さんに電話して「何もできませんよ」とつれないことを言われつつも正午のアポイントを取り付け、ちょっと診てもらった。見た目は特に異常なし、ヒビでも入っていないかぎり大事ではないでしょうとのことで、安心して良いのか悪いのか。（診てもらわなかったよりは安心だが）

残った心配事は明日の足の便。私が仏国外で遊んで（というより仕事をして）いる間に一般大衆のサルコジー内閣への不満はますますつのり、各種のストが起きている（特に深刻なのは精油所のストでガソリン不足の可能性もあり）だが、水曜が争点の年金改革案の上院採決日なので明日はまたデモがあり、だから朝の交通は乱れは必至。それに大韓航空だけどコードシェア便で乗るのはエア・フランス。大丈夫かなー？

ところで23日の名古屋の講演会、来てくださる人大勢いるのかしら？　これが一番の心配事です。プログラムには予約要とありますがご遠慮なくいらしてください。