坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

韓国のレジデンス生活(水牛vs牛乳パック牛)

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牛乳パック牛の制作を強要されたから、もともとのプランの水牛プロジェクトが軽視されていたかというと、そうではなく、こちらに着いて驚いたことにはポスター、案内状、そしてTシャツに私のデッサンが使われていた(写真、女の子は8月中いた学生ボランティア)。だから私は牛乳パック牛はつけたしと考えてしまったのが誤解のもとだった。制作ばかりか、カタログ用に牛乳パック牛と展覧会テーマの「自然と平和」についての作文まで依頼されて、もうどうにかしてくれという気持ちになった。この牛は生産第一主義の畜産業批判、これを平和にまで持っていくのは屁理屈にもほどがある。水牛でも我ながら屁理屈をつけてよく選ばれたものだと思っていたのだから、、、。という訳で作らないで済んで本当によかった。