坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

韓国美談(美男?)

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日本に1週間いたが、パリのアトリエのCおばさんとその友達のAおばさんが蟹江にやって来たのであっという間だった。明日からスペイン、ピレネーのフランス側のポーにフランスからのアーティストは全員集まって峠越えする。景色が楽しみだ。しかし今年は歳甲斐もないハードスケジュールが続く。

あれは5月、トルコのエルズルムからパリに戻るのに、イスタンブールに夜中過ぎに着いて空港ロビーで仮眠し、7時半の飛行機に乗り個展に駆け付けた時は、この歳でまだ若い頃のようなことができたので変な自信を持ったが、韓国の「アート・キャンプ」には負けた。あれで良しとするのは学生ぐらいだろうと思ったのだが、アーティストであり企画チーフでもあるKさんによると、日本の神奈川の某企画では大部屋で大勢で寝たということで(まさに合宿状態)、上には上がありと言うか、、、アジアではこれで普通ということはないでしょ? 仮にもレジデンスですから、、、同国人として変な例を作って欲しくないものだ。

企画陣とは大問題だったが、韓国自体は人が親切で、空港のバス乗り場で尋ねた青年は、ソウル市内のバスターミナルでも公州行きのバス停まで案内し、気をきかせて私が発った後にオフィスにバスの到着時刻を電話していてくれた。概して韓国人の方が日本人より人懐っこく、ハングル語ができないのにできそうな顔をしているからか、色々話し掛けられる。そんな訳で韓国に対しては良い印象を持っているが、もっと印象を良くした不思議な現象は私が美男子で通ること。孫でも不思議ではない若い女子学生ボランティアにハンサムだと言われるし、街で会った男性には韓国で有名なかっこいい歌手に良く似ていると言われた。それもそのはず(?)、日本で人気の何とか様は地元ではそれほど人気がないとか。

写真は「アート・キャンプ」正面のヨエミ山の頂上から見た公州市。この山頂が実は私のオフィス、一人でのんびり思索できる唯一の空間だった。