クイーンズデイ

オランダから戻って以来、カタログ用のテキストを書き、サイトに「火山」をアップロード、同時に29日の展覧会用の作品を額装、その最低限の通知（日曜日からトルコ行きなので今週中にすべてしておかねばならない）、それにクルーズからパンフレット用に白黒デッサンが欲しいと言われ、、、と絶えず仕事をし続けている。かつオランダで泥まみれになった服の洗濯とか旅行の準備、かつ税金の申告、こんなに忙しいのはこの数十年なかった（パリに来て初めて？）。ブログなど書いている暇はないのだが、荷物を取りに来る友人がいるのでちょっと休憩。昼ごろだと言っていたのだけれどもう2時半、どうしたことか？　いつもの私の生活だとそんな時間など気にしなくてもいいのだが、、、。

ところでオランダ滞在中4月30日は王女様の誕生日で祭日。毎年アムステルダムの市内は昼間は一般市民の巨大な蚤の市と化す。特に子供が路上出店が特徴。通商の国オランダ、小さいうちに商売の基本をという教育的目的もあるとか。丁度私は「火山」の下に空港の模型でもと思っていたので玩具の飛行機を探したのだが、空軍ジェット、スペースシャトルはあるものの、旅客機は意外にない。私が子供の頃はYS11の模型を買ってもらって喜んでいたのだが、今は旅客機なんかに子供は憧れないのだろう。目にした旅客機は全て買取った（もちろん子供の教育のため？値切って、一機20～30サンチームぐらい）。
面白いというか、奇妙だったのは臨時「立ち小便用トイレ（外から丸見えの4人用の便器のある塔のようなもの）」が通りのここそこに設置されていたこと。夜はコンサートがあちこちであり、みんなビールをガブガブ飲むので必要になるとか。それから多くの人がオランダ王室の色、オレンジを着込んで、かつ妙な変装が多く、セサミストリートのようだった。