サン・ド・グラース

春になって気候がよくなったと安心していると急に寒が戻って霜が降り植木をダメにしたりするので、サン・ド・グラース(Saints de glace：5月11～13日)を過ぎるまでは気を付けなさいというのが昔からの暦の言い伝えなのだが、今年の寒の戻りは寒いし長過ぎる。植物どころか人間様も失調をきたしかねない。我慢して風邪をひいてはハードな日程をこなせないと、私もしまった電気座布団も取り出し、今日はヒーターもつけている。29日の展覧会に展示する塩の結晶の連作は、オランダに出る前の暑くなった時に新しいアイデアが湧いて作り、戻って額装。ウインドーにもう少し大きめ作品があればと昨日新たに描いたのだが、塩が結晶しない！　写真（作品の部分）のように白い縞が出てくるはずが、真っ黒のままなのだ。ひょっとすると寒さの所為か。明日画廊に全作品持って行くことになっているので、紙と食塩水をヒーターで暖めているところ。どうなりますか。

「オランダの火山」に使った災害時用排水ポンプ、購入した時も丁寧なお手紙がついて来たのでメーカさんの朝日工務店（雨水屋ノーマ）にビデオアドレスを送ったところ、面白がって下さり、会社のHPと「雨水リサイクル研究会」のHPのニュース欄に掲載してもらうことになった。アドレスは以下のとおり。
http://www.usui-recycle.net/　
http://www10.ocn.ne.jp/~nohma/index.html