坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

トルコからの招待状

アトリエ建物内のトルコ人画家Aの口利きで紹介されたトルコの画家のコロニー。3月が5月初旬になり、それも延期と言うことでもう当てにしていなかったのだが、今日メールで突然招待状が届いた。5月15日から28日まで。既に16-17日はイギリスでの友達の結婚記念日の大パーティー参加を告げて払い戻し不可のユーロスターを買ってしまったばかり、29日には14日に書いたパリでの1日展がある。トルコと言っても広くて、行くところは東の方でイラン、グルジアに近い地方(Erzurumという町:エルズルムでウィキペディアにもあるので御参考に)だから、飛行機も乗り継ぎで7時間以上見込まねばならない。28日のトルコの展覧会を終えて29日朝に着くことは可能か?
ロンドン往復もして夜行の飛行機(イスタンブール空港で仮眠)で戻ると言うことができるか企画者に問合せ中だが、今までの経過からして答えがすぐ来るとはとうてい期待できなさそう。かつフライトは向こうが手配してくれるから間違えるととんでもないことになる。来週からオランダだし、6月には懸案のクルーズの企画があるし、困った。
こんなスケジュールを書くと人気アーティストと誤解されそうだが、私はいたってマージナル。一種のメインストリームの物差一辺倒の日本に対し、私のような現代アートの無名アウトサイダーもそれなりに主催者が評価して拾ってくれる(ちゃんとした条件で招待してくれる)イベントがあるのがヨーロッパ、あるいは世界の懐の広さだろうか。
しかし私は忙しいのはまっぴら、こんなビジネスマンのような日程ではなく、のんびり1週間ぐらい旅行しながら帰ってきたいのだけれど。それが売れないアーティストの特権のはずだったのだが?