坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

その後

3/4に書いた大腸癌検査、結果は異常なし。あーよかった。でも2年後に(義務ではないが)またあの難しい検便をさせられるらしい。

ノムマンディーの企画(3/9-10)のヒントにとアンドレ・ジッドを図書館で借りてきたが、全然面白くない。彼の時代にはおそらく巧みな表現だったものが、色褪せてしまったような感じがする。

日曜日は地方選挙で、社会党が29%の得票率を得て、予想通りUMP(大統領党(?))を上回ったが、棄権率が53.64%で政府は、投票が民意を反映していないというような逃げ口上。いつものとおり選挙結果の分析は各党勝手な解釈だ。社会党もそう将来バラ色でもないと私は思う。大統領候補だったロワイヤル女史は社会党一の投票率を獲得し存在を再アピールしてまた波風を興しそう。地中海岸地方のラングドックでは差別発言で離党させられた現地方知事が圧倒的な人気で、社会党が急遽擁立した候補は話にならなかった。それはわかりきっていたのに社会党はエコロジストと妥協できなかったのは現社会党執行部と現実との大きなずれを感じさせた。マスコミは色々言い立てるが、来回の選挙は過渡的なもので、それほど将来への大きな流れを反映しているようには私には感じられない。

それから08年9月30日と10月1日に書いた、スーパーで博物学をするフランソワ・リウー氏はルーアンの自然歴史博物館で展覧会をする(今月23日から6月27日まで)。結構結構。