坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

先生の作品

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3月1日に書いたジャクリーヌの展覧会、写真を撮って記事に添えようと思い出かけたら、この展覧会の話をメールで送ったFさんが偶然来て下さった。他にも数人は来て下さったようでありがたいことだ。
再記した方が広告効果があるので会場の写真は今日に載せることにした。

そのあと本を交換する友人に会いに別の展覧会のオープニングに。こちらの方は大股を開いて性器むき出しの女性の写真のシリーズが掛かっていた。大きな写真でクリアーに撮れているから、良く見ると身体の中心に背景の絨毯の縫い目がくるようになっていたことにぐらいが少し興味を引いたが、まあつまらない。ある種スキャンダラスで、理念がありそうで、かつ技術的にはしっかりして、、、まさに「一つの現代アートの模範的作品」。だから全く面白くない。それもそのはず、美術学校の教授の作品だった。「先生の作品」ってこういうのが多いです。退屈して履歴を読んでみたら有名な写真の賞ももらっていた。
ジャクリーヌは美術学校を出、この種のお友達に囲まれていたのに、全く逆行して作品が何でもない個人のデッサン集になってしまったのが良いところなのです。