坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

失われた普通の幸せ

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K夫婦から土曜日の晩に携帯に電話があった時、「何度家にかけても話し中だった」とのことで妙だなあと思っていたら、昨日の夜受話器を取ってもうんともすんとも言わない。ヌフ(NEUF)テレコムの光ファイバーにして以来電話が切れることは時々あるので、「半時間もすれば」とのんきに構えていたら、一晩中通じなかった。そういえば前にこんなことがあった時、サービスのインストラクションに従って特別サイトで電話チェックの操作をしたなーと思い出して、やってみたがチェックは失敗と出る。この上の段階はヌフボックスと言われる機械の再初期化。仕方がないからそれをクリックしてみると、初期化中となって、動いていたインターネットも繋がらなくなった。一瞬真っ青。でも冷静に考えると初期化したらインターネットも切れる訳だから、、、と回復を待つこと数分。ますます真っ青。でもダメもとでマイコン自体を再起動させたら、ありがたやありがたや、電話もインターネットも繋がった。ヌフにしてから「当たり前の状態」であることの幸せを実感するようになった。
この頼り無いプロバイダーだが、実はフランスの電信業界では大躍進。私の電話回線時代のプロバイダーでまだアドレスもHPにも使っているクラブインターネットを買収したと思ったら、私の携帯電話会社のSFRも買収してしまった。かつサービスの一括化を急いでいるようで、、、。実はヌフのカスタマーサイトはOS10.4以上が必要で、旧Mac愛用者の私は見られない。それでクラブインターネットのアドレスも保存していたのだけれど、これも近い将来使えなくなりそう。契約変更の詳細が載っているページも読めないし、困った困った。
面白いのは日本の固定電話には何と無料でかけられるのだが、競争会社のアリスを使っているMさんにもP君にも電話もメールもごく稀にしか繋がらない。変な世の中になってしまった。

写真は私の暗い予感を慰める、食べごろのミラベル(06年8月21日をご参考に。2年前はキロ4ユーロ、今年は平均は5ユーロを超えるかも? 写真はスーパーでつまみ食いしたら美味しかったので厳選。だから4ユーロ/kgで超格安)。でもこんな幸せもいつまで続くやら。