坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

またまた最後の夏

「狼が来る」ではないが、これで夏も最後と思う日が不思議に何度も来る。水曜は朝は肌寒かったのに午後に気温が急上昇、殺風景だが日を遮るものがない鉄道線沿いの大通りのベンチでTシャツとバーミューダーの軽装で夕日の「これこそ最後の」ひなたぼっこをした。
暑さがひたすら恋しい理由の一つは、来週1週間、ジュネーブの近くに制作活動に行かねばならぬから。9月は普通でも天気が悪いので、今年の5月の例外的な悪天の経験から不安で不安で、、、かつ標高高いですからねー、雪が降ったらどうしよう???なんて悲観。
作る作品は東西に切れ目の入っている円形の竹の壁。秋分の夕日がその切れ目にすっぽりと入った後に姿を消すというのがおおまかなプラン。ストンヘイジまでは行かなくとも、こういうのは少し大きくないとかっこがつかないから、壁を作るだけでも時間がかかりそう。かつ詳細はすべてその場で決めるから天気次第では大変なことに、、、。ひなたぼっこと見えて、実はひたすらお日さまに祈っているのです。