坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

貝殻の間

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来週のサヴォア地方行きだが、今日携帯に電話があり「貴男が言うような直径5センチの太い竹は用意できない」との知らせがあった。そう言われても今さらしょうがない。あるものでするしかない。いつもその場のもので作っているのでそれはそれほど気にならないのだが、そもそもプロジェクトを提案する際に竹があるか尋ねた時「湖畔にはないが近くから調達できる」とのことで竹にしたのだ。プロジェクトが正式に選ばれたのはその後のこと。後日問い合せた時も大丈夫見つけたとのことだったのに、今頃になっては「全部こっちまかせで、、、」とは。何でこうなるのかねー?
丁度電話があった時は12月の展覧会の開場の視察中。パリ郊外の19-20世紀の大金持ちの館。一つの間は貝殻で装飾(写真)。こういうのはレストランなどでもよくあるのだが、たいてい悪趣味。それがそうならず美しく鑑賞に耐えるのはなかなかのことだ。実は私は12月は日本に戻る予定なのでこの展覧会には参加できないのだが、興味本位で行った甲斐がありました。